仮想通貨とは?初心者でもわかる基本
仮想通貨(暗号資産)は、インターネット上で使えるデジタルのお金です。
円やドルのように紙のお金はなく、すべてデータとして管理されています。特徴は次のとおりです。
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ブロックチェーン技術で管理(改ざんされにくい台帳のような仕組み)
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世界中どこでも送金できる
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銀行などの仲介がいらない
代表的な通貨には「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」があります。他にも「送金が速い」「ゲームで使える」など、役割が異なる仮想通貨がたくさんあります。
👉 まずは有名どころを知ることが、初心者にとって最初の一歩です。
ビットコイン(BTC)|世界で一番有名な仮想通貨
ビットコインは2009年に誕生した世界初の仮想通貨です。開発者は「サトシ・ナカモト」という匿名の人物。
特徴
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非中央集権型:銀行や国に管理されず、世界中の人が直接やり取りできる
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マイニング:世界中のコンピュータが取引を承認(正しいかどうかチェック)
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デジタルゴールド:金のように価値を保存する資産として注目
投資の例
2021年以降、テスラや大手ファンドがビットコインを購入して価格が急騰しました。2025年の今も価格変動は大きいですが「資産の避難先」として人気です。
初心者向けポイント
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国内取引所(コインチェック、bitFlyer など)で簡単に購入可能
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少額から投資できる(数百円~)
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長期保有するなら**ウォレット(専用のお財布アプリ)**で管理すると安心
イーサリアム(ETH)|「世界の分散型コンピュータ」
イーサリアムは2015年に登場。ビットコインと違うのは、ただの通貨ではなくアプリを動かせるプラットフォームとしての機能を持つ点です。
特徴
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スマートコントラクト:プログラムで契約を自動実行できる仕組み
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DApps(分散型アプリ):銀行なしでお金を貸す・借りる「DeFi」やNFT取引で活用
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業界のインフラ:ブロックチェーンゲームやメタバースの多くがイーサリアム上で動作
初心者向けポイント
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ビットコインが「資産保存」なら、イーサリアムは「実用性のある技術」
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将来性が高く、ビットコインと一緒に買う人が多い
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国内取引所でも購入でき、人気が非常に高い
その他の主要な仮想通貨
ビットコイン・イーサリアム以外にも注目すべき通貨があります。
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リップル(XRP)
国際送金に特化。数日かかる銀行送金を「数秒」に短縮。銀行も導入検討中。 -
ライトコイン(LTC)
「ビットコインの改良版」。送金が速く手数料も安い。日常的な決済向き。 -
ポルカドット(DOT)
複数のブロックチェーンをつなげる役割を持つ。将来の拡張性に期待。
👉 これらは少し上級者向けですが、将来性を考えるとチェックしておきたい通貨です。
仮想通貨を始める方法
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取引所で口座開設
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国内なら「コインチェック」「bitFlyer」「GMOコイン」などが初心者向け
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スマホで数分あれば登録できる
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少額から購入
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まずは1,000円程度からスタートがおすすめ
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大きく買うより、コツコツ積み立てる方が安心
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ウォレットで保管
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取引所に置きっぱなしより安全
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長期保有は「コールドウォレット」(オフライン管理)がベスト
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まとめ|まずはビットコインとイーサリアムから
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ビットコイン → デジタルゴールド、価値の保存
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イーサリアム → 世界の分散型コンピュータ、実用性が高い
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リップル・ライトコイン → 送金に強い
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ポルカドット → ブロックチェーンの未来をつなぐ
👉 最初は「ビットコイン+イーサリアム」から始めてみましょう。信頼できる取引所を利用して、少額から投資するのが初心者におすすめの方法です。

